ファイアーエムブレム紋章の謎

ハーレム軍団〜女性キャラ+マルスでの攻略(完結)


実機でやると時間かかるんで、「エ○ュ」を用いてPC上でやりました。
外道王子マルスのしらじらしい回想録もそえてあります


ワープ(戻る)


はじめに

 「ファイアーエムブレム」は、すべてのRPG型シミュレーションの元祖ともいえるシリーズである。本作「紋章の謎」は平成2年に発売された「暗黒竜と光の剣」(機種:ファミコン)のリメイクである「第1部/暗黒戦争編」と、新たに追加された「第2部/英雄戦争編」から成っている。今回女性キャラ+マルスでクリアするのは「第2部」の方。第1部は女性キャラの数が少なく、難しそう攻略の意義が薄いと思われるからである。また、ファイアーエムブレムシリーズは、このジャンルで初めて「」を数値で表現したゲームとして知られている。えっ知らないの。そんな馬鹿な。愛=記憶!!記憶してください。

今回のルール


@−メンバーは女性ユニットおよびマルス、ジュリアン、チェイニーに限られる。

A−男性キャラは、宵の空に力強く輝く漢星とし、女性キャラを見守ってもらう。

B−ドーピングは「あり」(最大5回)とする。

C−アイテムは最大限とる。

D−闘技場は「あり」とする。

今回のメンバー

マルス (ロード・1章)
 ご存知FEシリーズ初代主人公にして外道王子の異名を持つ。今回はハーレム軍団を率いてのご出陣だ。
セシル (ソシアルナイト・1章) 
 マルス以外で唯一のアリティア人。男勝りらしいよ、取説によると。
マリーシア (シスター・1章)
 こまっちゃう〜とかほざきながら加入。守備力が高いので前線に立たせることも可能。
カチュア (ペガサスナイト・2章)
 相変わらずパシらされて登場。序盤で育てる。
リンダ (魔道士・3章)
 ニーナ王妃にパシらされるわ、魔道書不足のため大活躍できないわと相変わらずの裸一貫女。
パオラ (ペガサスナイト・3章)
 死にゼリフが妹の彼氏の名前という元祖エムブレム女。年齢を四捨五入すると十の位が変わるため、成長率があまりよくない。
ユミナ (シスター・4章)
 「レスキュー」を使える。マリーシアと競合するが、結局どっちも使ってたね。
シーダ (ペガサスナイト・5章)
 ヒロイン。強い。
フィーナ (踊り子・7章)
 歴代シリーズで最強の踊り子。
ミネルバ (ドラゴンナイト・9章)
 お姉さまなので成長率はちょっと。
チェイニー (コマンド・14章)
 ムダ毛処理済み。ミニスカ。美少女顔。変身すれば「レディソード」も「リザイア」も装備可。ハーレムに入れざるを得ないと判断した。

チキ (マムクート・14章)
 生物兵器。第1部と違ってオーブを持たせて育てればほぼ死角のない強さになる。それでもスナイパーとか勇者の近くは危険だけどね。
エスト (ペガサスナイト・15章)
 全ユニット中最高の成長率を誇るため、登場が多少遅くても気にならない。
シーマ (ジェネラル・17章)
 悲劇の女王。親父はマルス王子に殺されてしまった…。
ミディア (パラディン・20章)
 マッシュルーム頭が特徴的だが、今いち存在が薄い。第1部でも第2部でも監禁されて登場する。趣味なのか?
<特別枠>ジュリアン (盗賊・3章)
 レナさん命の義賊。今回は宝箱を開けたり、扉を開けたりとハーレム周辺の仕事をする。女たちには指一本触れないようにマルス王子に厳しく言われている。

今回のポイント

 通常の攻略よりも人数が少なく、女性キャラにマルスを含めて15人(※終章で加わる司祭4人は除く)での攻略となる。しかもこの人数に到達するのは第20章「暗黒皇帝」でミディアが加入しての人数。兵種にも偏りが生じる。傭兵・勇者、弓兵全種がいない。15人中5人は飛行系で、3人が魔道士系。

 戦力の中心となるのは、全ユニット中最強ランクのペガサスナイトやドラゴンナイトで、この点では有利であるが弓兵を相手にするときには注意が必要である。それに、女性キャラはHPが低めなので「壁役」の確保も必須課題。

攻略

1章 グルニア遠征

 ゲーム開始時点で女性キャラはセシルただ一人。セシルを愛する二人の男たちは武器を彼女に渡し、そして、何一つ持たないまま、体を張ってセシルを守り通したのだった。おかげでセシルのLVは第1章終了時点で7。ロディは今もセシルの傍に、そしてルークは強きセシルの心に生きているのである…。村を訪ねるとマリーシアがいるが、そのまま訪ねると山賊に襲われて危ないので、山賊を全滅させてから仲間にした。一方で、心優しき弓兵の兄弟は、山賊に襲われて帰らぬ人となった。
 彼らはあくまで非暴力主義者であった。ずっと待機優しさが彼らを死なせたのです。アランとドーガは辛うじて生き残った。しかし、彼らもまたマルスに武器を預け、非暴力主義による抵抗を試みたのです。そして、マルスとロレンスの間に言葉はなかった。ロレンスに騎士としての最期を遂げさせるため、マルスはレイピアで幾度となくロレンスを突きました。そして彼の命の炎も尽きました。

彼は漢だった。もしかすると、対話で解決という方法もあったかもしれない。僕は彼の目を見た。彼の目は、『漢の戦いに言葉は要らぬ』と語っていたんだ

 …えーっと、おさらいするよ。まず、セシルのLVは7。マルスは3が限界だった。マリーシアは「ライブの杖」1本しか持ってないので、LVは2どまり。ドーガ、アラン、ロディは生き残った、と。ルーク、ゴードン、ライアンは戦死で章クリア。

2章 マケドニアの反乱

   この章は大変だった。Dナイトをたった4人で(しかも1人は非戦闘員)相手にしなければならない。章オープニング直後にカチュアが仲間になる。他にこのマップで出場させたのはわずか4人(マルス、セシル、マリーシア、ドーガ)。マリーシアは襲われたらめんどうなので、マップ下の方の森で待機。マルスとセシルは弓兵どもを森の中で迎撃(※左図参照)。セシルが強いので何とかなったが、辛かった。
 そして盗賊をカチュアで追跡してレディソードを入手…したのは良いがSナイトに囲まれるハメに。避けまくって何とか飛んできたDナイトも撃墜できました。つーか何度かやり直し。これができるところがエ○ュレ○タの強みよ。ふっふっふ。その後はドーガでDナイトをおびき寄せ、カチュアの銀の槍で撃墜。増援が出現する前にボスのルーメルを倒し、そそくさと立ち去った。犠牲者はなし。

3章 連れ去られた王女

 章開始前にリンダが参戦。リンダは使えるが、魔法がしばらくの間入手しにくいので、派手な活躍は期待できない。杖に関しても同じ。回復の杖はマリーシアの「ライブの杖」と、ジュリアンの持ってくる「リライブの杖」だけ…。

 章開始後、パオラが参戦。通常攻略と同じく、馬から降ろして砦の上で経験値を稼がせる。このマップでの最大のポイントは闘技場。各キャラを最大限強化しておく。特にセシルは、このマップで「きしくんしょう」が手に入るのでパラディンにクラスチェンジさせる。先ほど書いたようにこの時点で杖がないので、回復はわざわざ北の村のそばにある砦まで行かなきゃあいけねえ。あーめんどくせー。うぜー。でも我慢してやり遂げた。どうやら私も、彼女らとともに成長していたようです…。

 このマップの戦略自体はそんなに難しいことはない。Dナイトはおびき寄せて魔法で撃墜、またはカチュアで襲って撃墜。上の方のSナイトはパオラで一掃。そして跳ね橋を渡ったところにいる敵はセシルで(※左図参照)迎え撃つ。山の上にいるDナイトには、パオラとカチュアで襲いかかる。セシルのLVは開始時点の9から一気にパラディンLV12。なぜ12でやめたか。「星のかけら」を用いても、セシルの力はかなり低く、他のかけらが手に入るまではLvを上げるべきでないと考えられたため。「アイオテのたて」を拾い、ジュリアンを仲間にしたことを確認したら終了。マップクリア後にうちのおじいちゃんが少しもめるというハプニングがあった(※右図参照)。

 

犠牲者が、1人出ました。ドーガです。黙祷。

ドーガは非暴力主義者だった。それでも勇敢だった。彼はみんなを避難させ、武器も持たずに、たったひとりで竜騎士たちに立ち向かっていったんだ。本来だったら、僕が行くべきだったのかもしれない。しかしダメだった。みんなは笑うかもしれないが、僕は動けなかったんだ

4章 喜びと悲しみと

 このマップ最大のポイントは、ユミナの救出。ユミナは「レスキューの杖」を持っているが、正直な話こっちが持っていたいくらい孤立して登場する。ここは、目下最強のパオラ姉さん(PナイトLV20+「アイオテのたて」)を呼び出し、賊どもを蹴散らす。マルス、セシル、カチュア、リンダは砦から現れる海賊どもと戦う。マルスとマリーシアのLVもけっこう上がってきた。
 そんな中、またもや悲劇が起きました。ロディが海賊どもに殺されたのです。

ロディは、―今思えば、武器を渡しておくべきだったかもしれない― 何も持たずに砦の近くにいたんだ。大好きなセシルの傍にね。しかし、セシルが離れた隙に襲われた。卑怯にも奴らは彼を囲んで…。いや、悪いのは僕だ。僕がふがいないばっかりに…

…そしてユミナを守り通した漢たちは…

オグマとシリウスは互いの武器を受け取った。オグマはシリウスの槍を、シリウスはオグマの剣を。義兄弟の誓いか何か、そんな漢たちの無言のやり取りだったのかもしれない。しかし、それが命取りとなった。「ユベロ、ユミナ、逃げろー!」姉弟は橋を渡って必死に逃げた。はたと立ち止まるユベロ。ユミナに自らの魔道書を渡し、彼もまた賊に立ち向かっていったのである。「姉ちゃん、明日って今さ!」©荒木飛呂彦大先生こうして3人の漢たちは天空に輝く星となった。

 まさに「喜びと悲しみと」。マルス、セシル、カチュア、マリーシアは順調にLVアップ。ユミナは杖がないのでLV1のまま。野郎ども4人は戦死。アランとジュリアンは不出場。北の村はいつのまにやらつぶされてた。

5章 グルニア解放

 章開始前にシーダが加わる。ここには闘技場があり、クラスチェンジアイテムを売る「秘密のお店」もある。つまり秘密のお店に入るための「メンバーカード」も確保が必須課題である。この章での行動如何で今後の展開が変わるという、そういうマップだ。

 まずやるべきは、「メンバーカード」の確保。メンバーカードを持った盗賊(リカード)は、逃げ足が速く、ジュリアンでは追いくことはできない。つーか人数少なすぎて初期位置で近いところにユニットが置けないんだわ。これはカチュアを使って解決(※左図参照)。そしてマップ右上にジョルジュ隊が。襲いかかりたいのはやまやまだが、あとで「星のサジタリス」が取れなくなると困るので、ここは我慢。このマップも攻略は簡単すぎ。増援を砦の上で迎え撃ち、Dナイトを撃墜。

 村で「ハマーンの杖」を受け取る。通常攻略ならこれでマリーシアのLVを限界まで上げるが、できねえんだわ、これが。このR★Mはバグ修正後のものなのよ。実機だったらやるけどね〜。闘技場に入り、ひたすら地道にLV上げ。全員クラスチェンジさせた。クラスチェンジ後にLV20まで上げたのはパオラだけ。他のキャラは速さと技が20になったところでやめる。これでもう鬼のように強い最強のアマゾネス軍団の出来上がりである。


6章 しかけられた罠

 ここも難しいことは何もない。増援がマップ下方から、わさわさ出てくるが、これは守備力14のシーダを狭い通路に立たせて迎え撃つ。雑魚すぎてあくび出たね正直。「ウォームの書」を装備した司祭が狭い部屋にこもっているが、弓がないので「ファイアーの書」で燃やして殺る。杖の奴も同じ。あとはマップ上の扉を開けて玉座の間に侵入。途中ナバールみたいな人がいたので仲間にして、「キルソード」を没収。その後は自らラングの玉座へと向かって行った。

彼は自分のことを『偽物』と言っていた。彼はシーダのほうを振り返り、ニヤリと笑い、素手でラングへと突っ込んでいったんだ。最後の最後は彼は『本物』の漢だったと思う。シーダは引いていたみたいだったけど…

 ラングはいつものようにリンダで殺った。じわじわと弱魔法でHPを削りながらね。スケベラングには相応しい最期だったと思われる。

7章 紅の剣士

 踊り子のフィーナが参戦。ウェンデルも加わる。この絶倫司祭にはトロ…ゲ、ゲフンゲフン、エルレーンを仲間にするために軍に在籍してもらう。フィーナはナバールとともに森の中に孤立しており、周りにはお宝を持った盗賊がたくさんいるという状況…。この宝をすべて回収するのは面倒くさい攻略の本旨ではないため、「星のスコルピオ」を優先し、後は適当に取れるものだけとった。

 フィーナは、盗賊からの攻撃回数を最小限に抑えるように配慮しつつ、下へと動かし、マルス軍と合流させる。シーダ、カチュア、パオラは盗賊を倒しまくり、何とかアイテムを確保。「てんしのはごろも」を持ってかれたのはちょっと失敗だったね。さらにセシルとリンダは火竜を倒し、チキのために「かりゅうせき」をゲット。

 ここで事件が起きました。アランが勇者どもにからまれ、惨殺されたのです。

アランは病気だったからかも知れない。勇者どもがタバコを吸っていたのを注意しようとしたんだろう。それで、あんなことに…。彼も非暴力主義者だったから、武器を持っていなかったんだ…。僕は、奴らに罰を与えるために、全軍に攻撃命令を出したんだ。アランの弔い合戦だ…って

マルスの号令どおり、マップ上方のアストリア隊に襲いかかり、1ターンで壊滅、2ターンで全滅させた(左図参照)。これで最強の剣「メリクルソード」がこの時点で手元にあるかたちになった。

そしてナバールは、「キルソード」をフィーナに預け、一人盗賊の群れの中へと突っ込んでいったのだった。「俺のことは忘れろ!俺が愛していたのはマルス王子だけだ!」フィーナ「え…ええっ!?」

夜空にまた漢星が一つ…。

8章 ソウルフルブリッジ

 カシミア大橋の上で戦うという、「暗黒竜と光の剣」の使いまわしおなじみのマップ。今回もアマゾネスたちが鬼のごとき強さを使って遊びつくすことにした。大河の中州のマップ上下に大軍がいるが、もはやアマゾネス軍団の前では子供同然。マップ下の敵はシーダで皆殺しにする。これでシーダもDナイトLV20。メリクルソードさえなければ貴様らなど経験値の詰まった皮袋よ、ブフゥ〜。6ターン目には皇帝ハーディンが動き出すので、上方の敵には警戒が必要だが。

 その前に、またもや悲しい犠牲が。カインが、あのカインが戦死しました…!

カインはキラーランスを僕に預け、敵へと突っ込んでいった。まさに『猛牛』の名に恥じない最期だった。彼が何を考えていたのかは、今となってはもう分からない。普通に考えれば、僕が止めるべきだった。でも、彼の瞳は決意に燃えていた。男として止められなかったんだ

 カインの犠牲を無駄にしないためにも、頑張って皇帝以外全員を殺害(※右図参照)。まさに戦場。無慈悲系メタルが頭ん中に流れてくるよ…。「星のサジタリス」と三種の神器のひとつ「パルティア」を手に入れた。もちろん売っ払うけどな。使える奴いねーもん…。そして頑張りぬいて、ついに皇帝の「グラディウス」の耐久度をゼロにし、ただのオッサンに貶めることに成功(※左図参照)。なのにまだ襲いかかってきやがる。いいかげんにしねえとヅラ盗るぞ、コラ!しかし当たんねえとはいえ、必殺率が20もあって結構危険なので、とっとと制圧して9章へ。


9章 魔道の聖域

 ほとんど砂漠のマップ。誰だ。今「ああ、第一部の使いまわしのマップか」って思った奴は。右上に村があるんだよ。そこにミネルバ様がいんだよ。ミネルバ様に免じて許してやる。第1部と違うところは、他にもある。マップ上方にDナイトが5体もいる。しかも城の周りには「ウォーム」を使う司祭も。砂漠という地形から、飛行系と魔道士に有利なマップ。飛行系と魔道士ということはここはまさにアマゾネス軍団の独壇場。

 何の作戦もなしに砂漠を北へと横断するパオラ、カチュア、シーダ。魔道士に間接攻撃されても、次のターンでは砂漠の塵に変えてやる。Dナイトは集中攻撃されるとちっと苦しいものの、わずか3ターンで砂漠が綺麗に。城攻めの前にミネルバを仲間に。都市国家カダインはあっけなく落ちた。

10章 魔道士二人

 室内戦。「魔道士二人」というタイトルだが、こいつらに用はない。この章での最重要事項は、ミネルバの育成と「シルバーカード」の確保。まずは教科書どおりユミナの「レスキューの杖」でマリクを捕獲。(ストーカーの)エルレーンをウェンデル大先生で説得し、トロンの書エルレーンを仲間にする。その露払い役として、「Mシールドの杖」で魔法防御を上げたミネルバを同行させ、同時に成長させる。エルレーンを仲間にすると、他のカダイン兵たちは、われ先にと扉(マップ離脱ポイント)へと集まってくる。そこへ立ちはだかるアリティア竜騎士団。逃げ惑う魔道士やシスターを次々に…。しかし、これで良いのです。あの人々は今も強くなったミネルバの中に生きているのです。

11章 アンリの道

 本当に一面砂漠のマップ。全ユニット中最大の移動力をもつ飛竜や、蛮族が初登場のマップでもある。シリーズおなじみのお宝回収もある。数少ない男性キャラのジュリアンでな…!戦略そのものは実にシンプル。敵の射程範囲に突っ込んで倒す。実はアリティア竜騎士団は弓には弱いんだが、当たっても死ぬこたあないので何の差し支えもない。また1桁ターンで砂漠が綺麗になったよ。

 そして残ったバーサーカーには、あえて直接攻撃をしかける。シーダで襲いかかったが、見事必殺を出され、27のダメージを食らった。その後シーダも反撃で必殺を出し、バーサーカーを砂漠の塵に変えたのは言うまでもない。久しぶりに歯ごたえのある敵だった。
 そして、マップクリア寸前で、衝撃の事実が。どうやらマリクとウェンデルが砂漠で遭難したようです。

うかつだった…。マリクとウェンデル司祭は、飛竜や蛮族に気をつけろ、と言っていた。二人とも武器を持っていないので不安だったんだろう。僕は馬鹿だった。宝なんかに気をとられている間に…二人はいつの間にか行方不明になっていたんだ

 宝を全部回収した後、偽チキにコクられ(※上図参照)、マップクリア。

12章 火竜の墓場

 火竜がやたらといるが、こいつらの「火のブレス」はけっこう強力で、無敵のアマゾネス軍団と言えど、これに対しては防ぎようがない。それでもこいつらは「ドラゴンキラー」か、「ブリザーの書」を使えば楽勝。ますは飛竜を「はがねのやり」(はがねで十分)で撃墜。蛮族は南下してくるまで待ち伏せ、橋の砦の上で迎え撃つ。右側の砦からシーダを飛ばし、右上の火竜も攻撃して宝箱をとる、と。アマゾネス軍団はとにかく強いので、蛮族すらも子ども扱いだからね。ブリザーも大量に余ってしまった…。普通にクリアした。

 ここでまたもや悲しい出来事がありました。エルレーンが竜に食い殺されたのです…。

エルレーンはマリクが行方不明になってから、塞ぎこみがちだった。かなり精神的に不安定な状態だったみたいだ。武器を忘れて戦場に立っていたらしい…

 エルレーンの形見、「トロンの書」はしっかりと受け取った。悲しみを乗り越えて先へ進まねばならない。

13章 氷の大地

 野生の氷竜がうろつくマップ。しかも蛮族もいるし、宝箱が野外に放置してあるという、よくよく考えてみればわけ分かんねえとこ。このマップはとにかく直進してくる氷竜が厄介。いくら無敵のアマゾネスでも、「こおりのブレス」を喰らうとちっときついので、待ち伏せする。と同時に、盗賊を倒し、宝も確保。

 氷竜はふつう「ファイアーの書」「エルファイアー」で殺るが、それじゃ面白くないんで、あえて「ブリザーの書」で攻撃する。また、12章でLV20に達したマルスは、以降、すべて「レイピア」で攻撃。他の武器は用いないこととする。ユミナやリンダがけっこうピンチになりかけたが、何とか回避しまくって難を逃れた。久しぶりに緊張した。秘密のお店で「キラーランス」と「シェイバーの書」を買い、速攻クリア。

14章 明かされた謎

 ボスがいないマップ。チキチェイニーが仲間になる。まずは「ワープの杖」の確保と、正面にいる氷竜の始末から。いつもならマリクで2体を相手にするのだが、彼は…今回、砂漠で…遭難してしまったから…。弔い合戦ということでリンダで迎え撃った。
 「こおりのブレス」をあっさりかわし、「ブリザーの書」で必殺を出し、氷竜を葬り去るリンダ…。その後も、司祭たちの狩りは続いた。気づいたときには希少な野生の氷竜が全滅していた。
 ガトーじいさんから「星のオーブ」と「光のオーブ」を手に入れた。

15章 王子の帰還

 マルスの祖国アリティア解放なんだが。今回マルス以外にアリティア人が1人(セシル)しかいないので、みんなやる気はイマイチ。注意するべきユニットは、エストが囚われている檻の北側にいるスナイパーとホースメンくらいのもの。これは「アイオテの盾」をもったユニットで排除。つーか待ってるだけで向かってくるんでカウンターで蹴散らす。危険ユニットの排除が終わり次第、シューターに襲いかかる。こいつらも希少種の「サンダーボルト」だが、あっさり殺す。あと、パラディンが1体向かってきたので殺っといた。(※左図参照)また1桁ターンで増援以外の敵を全滅させた。もう強すぎて面白みがなくなってきたよ…。
 その後はエストを仲間にし闘技場で魔法防御以外のパラメータが20になるまで育てる。エストの成長率は全キャラ中ナンバーワンゆえ、あっという間に闘技場から出ることに。それとチェイニーを育てておく。ボスはいたぶってもしょうがないんで、残り物の「ブリザー」でHPを削り、チキの餌にした。城内突入〜。

16章 王都奪回

 ここも緊迫感なかったねー。何たってメリクルソード(アストリア)がいねーんだもん。何の張り合いもねえよ。そこで、盗賊はあえて見逃し、勇者軍団と正面衝突。たやすく突破(3ターン)。その後、盗賊は王子がじきじきにレイピアで串刺しに。大地のオーブを手に入れたら、玉座の間へ入る。

 何の準備もせずに扉を開け、「キラーボウ」をもったスナイパーの攻撃(必殺率32%)をあえて受ける。が、カチュアは簡単に避けてしまった…。ボス付近は突っ込んで殺るだけ。何か、これ「やりこみ」じゃなくなってきたよ…?苦労したのはせいぜいジュリアンが宝箱を開けるのに手間取ったことぐらい。

17章 グラの落日

 ジェネラルのシーマが仲間になる。愚かにも世界最強のアリティア・アマゾネス軍団に喧嘩を売ってくるアカネイア兵に天罰を与えながら進軍。グラ兵はもちろん今の時点では何の値打ちもない存在なので無視。マルスが村を訪ねて戻ってくるまでの間に相手を壊滅。

 はっきし言って、「やりこみ」じゃなくなってきてんだけど、この企画。強え奴が弱え奴に勝つのは当たり前…。「やりこみ」の醍醐味がない。ま、ここまで来たんだから最後までやるよ。マルスでシーマに話しかけ、さっさと仲間にする。この時点でまだ敵のサムソンを倒してもいいんだが、敵フェイズでシーマに話しかけさせて仲間に。その後は、お約束ですがグラ兵でシーマをLVアップ。まさに悲劇の女王。自らの国民を手にかけなきゃいけないなんて…。ひどすぎるよ!これが戦争なのかよ!しかし、良いのです。国民たちは今も強く(?)なったシーマの中に生きているのです…。

18章 峠の戦い

 隊列が伸びきったところを襲われ、ピンチという設定であるが、それはあくまでも普通に攻略しているときの話。今回のアマゾネス軍団は敵なしだよ?マルスは余裕を持って村へ向かい、「命のオーブ」を受け取る。マルスが村から本隊へ戻るまでの間にオレルアン騎士団は壊滅(※右図参照)。直後に現れたDナイト隊もたやすく撃破。また1桁ターンで敵を壊滅。城の周りの敵はチキの餌にする。

 予想外だったのはシーマ。足が遅すぎて、ほとんど経験値をとれない。オレルアン騎士団も、Dナイトも、城の周りのシューターやジェネラルも、へつる程度で終わってしまった…。一応「スピードリング」を処方して、次のマップの闘技場に備えておくが。そんなわけで、このマップ、圧倒的な戦力で敵を叩き潰したのは良いが、あまし納得のいかない結果に終わった。これでオレルアン騎士団も浮かばれるだろ。

 何ということでしょうか。サムソンが、流れ弾に当たって鬼籍に入りました。

彼は、シーマを守るために行動をともにしていた。なのに、次第に前線の方へと近づいていったようだ。竜騎士に襲われて負傷したところに大きな石が飛んできて…。報告によると、彼は素手で戦っていたようなんだ。理解できないことだけど…

 シーマは、またひとつ強くなりました。

19章 最後の決戦

 アカネイア神聖帝国の都攻め。オープニングイベントで、マルスがジェイガンと「慎重に攻めなければ」というような話をするが、そんな言葉に囚われることなく、アリティア竜騎士団は1ターン目から積極的に山を飛び越えていった。シューター(ファイアーガン:飛行系に特効)の攻撃を喰らったり、パラディンに刺されたりと、壮絶な死闘を繰り広げた。さらに増援も、駆けつけたパラディン・セシルにナイトキラーで攻撃。いやー凄い戦い。ミネルバとシーダの槍はぶっ壊れるし、一時期HP3まで追い詰められたり…。これだよ、これ。これこそ「ファイアーエムブレム」だよ!しかし…死闘が終わってみれば、わずか8ターンで増援を含めた敵を全滅させてた…。まあ良いか。短い間ではあるが楽しめたからさ。

 シーマは足が遅くて山の向こう側へは行けないので、一直線に闘技場行き。もちろんLV20まで上げたんだが、シーマは本当に強くなった。自らの国民の命、そしてサムソンの死が、彼女をここまで強くしたのだろう。「星のオーブ」の力なんかほんの少しにすぎない。ま〜どっちにしろ、正直言って、こんなの(※左図参照)、シーマじゃねえよ…。エストとチキ(餌不足のため成長遅め)だけがまだLV20に達していない状態で、いよいよ城内に突入。

20章 暗黒皇帝

 実質上の最後のメンバーであるミディアが参戦する。1ターン目から積極的に突入していったものの、メティオやウォームなど遠隔魔法がかなりうざい。途中、パオラが必殺率4%のトロンで必殺を喰らうというアクシデントがあったものの、「ブリザーの書」と「サンダーの書」でブチ殺してやった。その次は地竜退治。チキでおびきよせ、トライアングルアタックをしかける(※右図参照)。「メリクルソード」装備のエストで特攻んだ。

 玉座の下のほうにいる司祭とかはなるべく倒しておく。ここで、ミディアを救出し忘れていることに気づき、落ち着いて「レスキューの杖」で呼びよせる。増援出現条件のラインを超えると同時に、奴の部下3名を殺害。増援を迎え撃ちつつ、じわじわとマップ右側の出現ポイントへ移動して全滅。チキはLV20になったものの、ミディアとエストは…次のマップか…。

 残るは皇帝のみ。前からやってみようと思ってはいたが、めんどくさくて実現していなかった「トライアングルアタックで皇帝を倒す」ことにチャレンジ(※左図参照)。「てつのつるぎ」装備のカチュアで特攻んだ。皇帝を、最弱の剣のみで倒す。ついに念願叶ったり!それにしてもハーディンの漢っぷりには感心。だってさぁ、自分から「光のオーブ」持ってるカチュアに攻撃しかけたんだよ?他の奴なら反撃されないのに…。

ハーディンもまた漢だった。彼は僕のことを誤解していたんだ。僕が女性兵士ばかり率いているのが気に入らない様子だった(※右図参照)

 しかし彼は死の間際に、それは単なる誤解でアリティア軍の男たちは、みな勇敢に散っていっただけということを理解してくれた。そして彼もまた…。僕の軍は漢たちの犠牲の上に成り立っているんだ

終章1 飛竜の谷

 無人の境地かと思いきや、意外に人がけっこう住んでる飛竜の谷。飛竜の移動力は12。初期配置の時点ですでに飛竜の射程範囲に入っている。飛竜も蛮族もなぎ倒して進撃。チキは魔竜に変身。しかし、その後、変身がわずか6ターンで切れるというアクシデントに見舞われる…。ふーっと大きくため息をついてから、氷竜に変身し、「アイオテのたて」を持たせる。その結果、「氷竜は高い山に入れる」という、本当にどーでも良いことが判明。何なのこのマップ。

 マルスは村を訪ねて、魔法防御0のくせにガーネフに挑んだマケドニア名物の赤毛馬鹿兄貴・ミシェイルから、「スターライト」を受け取る。しかし、もたついている間に増援の『はぐれひりゅう』が出るターンになり、かなり焦ったね。「パルティア」「エクスカリバー」などの不要アイテムを売却し、ミディアのLVを20にした。一方、エストのLVは18どまり。城門の敵をさっさと倒してしまったのでね。動揺してね。何でかというと…
 ジュリアンが、ジュリアンが倒れました。

何ということだろう。あと少しでメディウスのところだというのに…!蛮族の奴らめ…。君の散り際はまさに漢の鑑だったとレナに伝えておく。だから、安らかに眠ってくれ、ジュリアン

ジュリアンよ、お前の遺志(カギとか)は受け取った。お前の屍、踏みこえさせてもらう!

終章2 竜の祭壇

 この章は3つのマップから成る。1つ目のマップは、とにかく北上。メティオを喰らおうが、魔竜に炎を吐かれようが、とにかくひたすらに北上する。宝箱は無視。武器については、マルスはレイピアを、女たちは最強の武器を装備する。「グラディウス」を装備したシーマ、「トロンの書」を装備したユミナなど、通常の攻略で目にすることは難しいと思う。途中、マルスのHPが3になったり、普段はめったに当たんねえドゥラームが4回すべて命中したりと事故もあったものの、たったの8ターンで突破。

 2つ目のマップにはガーネフがいる。いつものように「ワープの杖」を使って2ターンで突破する。「ワープの杖」で「スターライト」をもったマリーシアを飛ばし、ガーネフを倒す。あとは左側の宝箱の上にいる敵をワープしたエストで殺害。玉座にマルスを飛ばし、「シーフの杖」で「オームの杖」を盗み取る。

 いよいよ本当の最後のマップ。今回は、司祭を説得できるユニットがミネルバただ1人なのでとりあえずメディウス付近に近づけるユニットはマルス、シーダ、ミネルバ、チキ、そして3姉妹の7人のみ。まずミネルバでマリアを説得。次にチキでメディウスのHPを10削る。次にレイピアをファルシオンに持ち替えたマルスで攻撃する。今回、マルスの力は「19」。なので、1回に与えるダメージは(19+10×3)÷2−15=「9」ということになる。幸いにも必殺が出たため36のダメージでメディウスのHPは6。フィーナでチキを動かし、とどめ。

 ニーナ、エリス、レナを喰ってメディウス復活。合計HP39。この後がピンチだった。よりによって地竜5頭一気に出たんだよ?さっきのドゥラームといい、俺何かしたか?ちきしょう。そんなことはいい。とにかく地竜の攻撃辛かった〜。何とかマルスが「やみのブレス」1回喰らっただけで済んだけど、フィーナが狙われたときなんざ寿命縮んだよまじで。こうして「アゲインの杖」を使わずに1ターン耐え凌げた。その後チキでメディウスを削り、HPを29に。マルスで攻撃しようかと思ったが、せっかく3姉妹を近づけたんで、トライアングルアタックでメディウスを葬ることにした(左図参照)。エストに「メリクルソード」をもたせ、世界を救うことに成功。しかも、メディウスを倒してレベルが20に。素晴らしき結末となった。

 これでまだ終わりではない。せっかく「オームの杖」を手に入れたんだから、ニーナ、エリス、レナの3人を生き返らせる。そして、マルスはニヤつきながら玉座を制圧して感動のエンディングへ…!


戦いは終わった。僕には、この戦で命を落とした漢たちの声が聞こえるんだ。
「女たちをよろしく頼む」って…。だから僕はこの女たちとずっと一緒に生きることにした。これが漢たちへのせめてもの弔いになるなら…


こうして、マルスは世界と女たちを手に入れた。



まとめ


 戦死者17名、行方不明(?)者9名、総ターン数935ターンだったが、この作品は全然難しくなかった。まず、「紋章の謎」では、女性キャラクターは成長率が高めに設定されてる場合が多いので、戦力的には不都合は感じなかった。むしろ、中盤述べているように、強すぎて面白みに欠ける。HPの低さも、まったくハンデにならないし…。振り返ればドーピングも、シーマに「スピードリング」1回処方しただけ。あと、漢たちを葬るのはすごく心が痛むので、もうやりたくない。ちなみに今回アマゾネス軍団が殺害した人(竜)数は1136人(頭)。結論。
やっぱしFEの女は強い。


アンケートページ
ワープ(戻る)