HR/HM系音楽 英単語集計〜メタルで好まれる単語とは〜
最新調査結果
第4回集計結果(ハードロック編4)
第4回集計結果(スラッシュメタル編2)
あらまし
HR/HM系音楽を愛する者ならば、歌詞や曲名の中で、「このフレーズはやたらと見かける」とか、「習った記憶もない単語なのに、何度も聞いたことがある」という経験が必ずあるはず。
おそらくHR/HM系音楽は、歌詞も、曲名も、アルバム名も、一般の英語と比べ、使われる単語が偏っているのはないか。そう思った私は、ヘッドバンガーのはしくれとして、そして、言語マニアとして、この集計を始めたのでした。
調査方法
- 設定した条件どおりにアルバムを選ぶ。
- 海外の著作権侵害系サイトから歌詞をテキスト形式で保存。
- 手作りアクセスで加工後、csv形式にする。
- エクセル上で一定のきまりにもとづき各単語を加工、数を集計。
結果解釈のしかた
◆のべ語数 ⇒ 単純に語の数を数えていったもの。ある単語が1曲に5回現れたら、「5」と数える。要するに、ある語がどれだけ使われているかを表すが、今回の集計方法からは厳密な数は得られない。ただし集計した総曲数が増せば増すほど誤差の影響が薄れるため、全体的な傾向は見えてくるはずである。◆現れ語数
⇒ ある単語が曲にあるかどうか。ある単語が1曲に5回現れても、「1」と数える。集計総曲数で割れば、ある語が1曲に含まれる確率(=頻度)を表す。
例えば、のべ語数が多いのに、現れ語数が少ない単語は、サビに現れやすい ということが言える。曲のサビの部分は、同じフレーズを繰り返すものが多いから、語数が増えやすいものと思われる。
逆に、のべ語数が少ないのに、現れ語数が多い単語はどんな曲にも含まれやすい、ということである。つまり、それは一般的によく使われる語か、あるいはジャンルを特徴づける語である と評価できる。
また、今回の集計の都合上、「語数」とは、厳密な意味の「単語の数」ではない。集計対象外の単語に関しては、I'm、I'd、She's、We'll などのアポストロフをはさんだ単語も「1単語」として数えた上での語数である。
〜〜過去の集計〜〜
第3回集計結果(ハードロック編3)
第3回集計結果(スラッシュメタル四天王編)
第2回集計結果(ハードロック編2)
第2回集計結果(英国2大ヘヴィメタルバンド編)
第1回集計結果(ハードロック編1)
メタルページのトップへもどる
ことばページのトップへもどる